2005年 10月 29日(土)

東京国際映画祭で『ゲルマニウムの夜』を見てきました

花村萬月さんのゲルマニウムの夜。オレが初めて彼と出あった作品。なおかつ、自分に合わないと感じて離れてしまった作品。これ以来、彼の作品は読んでいない。読んだ後に残る妙な嫌悪感。これが彼の作品から引いてしまった原因だろう。

正直言って、自分は映画とか、小説とかは「好き」といえるレベルではない。しかし、全く避けているわけでは無い。西村京太郎さんの小説は好きである。推理するという作業が好きなのだ。つまり、右脳で感じ取ることが苦手なのだ。左脳が活躍する作業は得意。典型的な理系男。ヲタク?確かにそうかもね。それは自分でも認める。

花村さんの作品は、完全な文学。自分とは全くの正反対のポジションにある作品である。
それを映像化した作品が、今回、東京国際映画祭に出た。
東京国際映画祭の存在は知ってはいたけど、去年までは無縁であった。
今回は、お友達の片山雅子さんがこの映画祭に関わるというので、意識が向いたのだ。
出典作を見て、「あれ? 『ゲルマニウムの夜』?! まさか、(花村さんの)あれ?」とピンと来た。
自分が花村さんから離れるキッカケとなった作品だから逆に興味が湧いて来て、チケットをなんとかして取った。
本当は10/25に見たかったのだが、結婚記念日であるのと、時間的にちょっと難しい時間に上映であったので、金曜日の今日のチケットをヨメサンとオレの分の二枚を抑えた。


自分が監督だったら、「こんなのは役者だってあつまらない。映像化だって難しいから無理」だと諦めてしまう。
でも、それを実現化した監督と、この映画に出演する気になった俳優さんたちに拍手を送りたい。

昔から読書感想文等の感想とつくものが苦手なので、「原作を読んで、その登場人物をこの映画の出演者に置き換えてイメージしてみてくれ。それがこの作品だ!」としか言いようがありません(^^;
文字をたどり、自分の脳の中でそのシーンをイメージしただけでもグロテスクであり、しかもエロスでもあるこの作品を、よく映像化できたものだと感じた。

数日前、「この映画を見てきます」と、Cyber TIFF stationのキャスターになった片山雅子さんと収録時間じゃない時に話をしたときに、「あの映画、あまりにもすざましくて、ココ(東京国際映画祭)でしか見られないかもしれませんよ」って言われたのだが、確かにコレはムリだろう。カットもしくは表現の変更をしない限り映倫の審査が通らないかも?でも、そうしたら、この作品のグロい、エロい描写が損なわれてしまい、バランスが崩れてしまう・・。単館上映しかできないような。。もしかしたら、本当に今日で最後という気も??
「感想を聞かせてね」と頼まれたので、書いてみました。まこさん、いかがですか?

最後に、映画って奥深い物ですね。映画に情熱を傾ける気持ちというものが少しながら分かった気がする。
幸いながら、自宅から歩いて行ける距離にMOVIXさいたまというシネコンがあるので、これからは時間を作って1人ででもいいから見に行ってみよっと。

参考リンク:片山雅子のPボックス!


Posted by thomas at 2005年10月29日 01:45 | トラックバック / アフィリエイトはエーハチネット

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コメント

そっか〜〜〜みたかったなあ。
グロいのもエロいのも、わりと大丈夫なひとなので(限度はありますが・・)見てみたかった。。。

機会があったら、まずは本だけでも読んでみようかな。

本当にスタッフが言っていましたが、映画祭はまんま上映するので、過激でもノーカット。

わたしが見たほか映画も、局部が映っていてもぼかしは一切入っていませんでした。
ちょっとドキドキしました。

なので「ゲルマニウムの夜」を見た人は、貴重な経験だと思います。

感想ありがとう。


投稿者 片山雅子 : 2005年10月29日 11:22

まこさん、どもども。
遊びに来てくれてありがとうございました。
原作はそんなに長くない(たしか、普通のA5サイズの本で50ページくらい)ので一時間くらいで読み終わっちゃいますよ。

飲み物を持って入ったけど、唖然として飲み干せなかったもん(笑)

おかげで、よく眠れなくて眠いー(笑)

あと二日間がんばってくださいね。

投稿者 thomas(ゆーき) : 2005年10月29日 13:49

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